瀬戸―かく焼き繋ぎ 江戸時代の本業と新製
瀬戸においては享和年間(1801-04)に磁器生産が本格的に開始され、時流に乗って徐々に拡大しました。それにより陶器生産者たちは、従来より行ってきた陶器生産を本来の仕事という意味、さらに、それに対する自負を込めて、自らの仕事を「本業」と呼ぶようになり、磁器生産は「新製」と呼び分けることとなりました。
本展は、19世紀以降の瀬戸の本業と新製を代表的作例と記年銘などのある資料、享和年間以前の瀬戸の陶器生産の状況などとの比較を通じて概観することで、現在の窯業地・瀬戸の礎となった本業と新製を紹介するものです。
詳しくは愛知県陶磁美術館HPから→ http://www.pref.aichi.jp/touji/exhibition/2018/t_honshin/index.html